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2021.12.21 16:00
徳島県勝浦郡上勝町のすぎとやまは、国内の杉を使った新しい天然繊維の木糸のブランド「KEETO」をローンチした。糸タイプと糸容量(1巻)は、それぞれ4種類を用意している。
同町は、面積の約90%が山林で、そのほとんどが杉の人工林という、日本によくある山あいの町である。同社では、山の手入れが行われなくなったことで、環境の変化が身近に起こっているとよく耳にするようになったという。
そこで、日本の林業や繊維産業の問題を解決する方法の1つとして、同ブランドを設立。第1弾プロダクトとなる「すぎのソックス」を開発した。KEETOを使った靴下は、天然の抗菌作用と速乾性に優れており、肌触りがサラサラと快適だそうだ。
また、KEETOは伸縮性のない糸だが、日本の靴下製造技術により、その使用率は88%を実現したとしている。