三越伊勢丹☓日本デザインセンター
D2C向けに共創型ソリューションを提供

三越伊勢丹ビジネスソリューション事業部(BS事業部)と日本デザインセンター(NDC)は、ビジネス構想力とデザイン・企画力の融合と高度化を通じて、さまざまな企業の課題解決を目指す協業事業「GOOD MIND PROJECT(グッドマインドプロジェクト)」を2022年1月11日(火)より展開することを発表した。

同プロジェクトは、百貨店事業だけでなく、分野の幅広いグループネットワークを持つBS事業部と、数多くのクリエイターが所属するNDCによる、D2C企業向けのオープンイノベーションの場である。

D2Cブランドの立ち上げやR&D部門の支援などにおいて、コアコンセプトの開発からプロトタイピング、クラウドファンディングなどを活用したテストマーケティングを実施できるとしており、デザイン・生産・流通・メディア・プロモーションなどのアセットを提供して、さまざまなプロジェクトの実現化を推し進めるという。

また、ビジネススキームについては、「レベニューシェア」や「プロフィットシェア」という、複数の企業がパートナーとして提携し、売上や利益をあらかじめ決めておいた配分率で分け合う契約形態を採用。発注者と受注者という従来の関係とは違う、フラットな協業を実現するそうだ。

▲取り組み例:プレミアムフードデリバリーサービス「QG DISH(キュージィ ディッシュ)」

今後は、防災用品メーカーとの日常生活にもっと浸透する防災グッズの開発、住宅のリノベーションや廃材のアップサイクルと連動した新しいライフスタイルの提案、100 年以上の歴史と高い技術を持つ家具工場のブランド化の推進、フードロス対策や生産者支援につながる取り組みなどを行う予定にしている。End