会津塗に北欧デザインを取り入れる
若手蒔絵師の動画を福島県が公開

福島県は2022年2月8日(火)、同県内の「魅力」と「今」を伝え、元気と復興に向けた前向きな姿を発信するYouTube福島県公式チャンネルにおいて、新しい動画の配信を開始した。

動画は、福島県会津地方で作られ、400年以上の歴史があるとされる会津塗がテーマ。伝統工芸の技術を継承し、現代の流行を取り入れて新しい風を吹き込む若手職人である会津若松市の蒔絵師、ほくるし堂・二瓶由布子の姿を伝えている。

同氏は、会津塗に北欧のデザインを取り入れ、伝統工芸品の良さを生かしながらも、現代のデザインをマッチさせることで、使う人が温かい気持ち、楽しい気分になれる、そんな新しいものづくりを目指しているそうだ。

2021年10月には、会津若松市内で二瓶親子の作品展が開催。また、2022年3月に行われる次の展示会に向け、会津を拠点とする5人の若手漆職人が集まった。

自分なりの作風を追求し、新たな作品を生みだすことで伝統工芸の未来を切り開く、そんな同氏の挑戦を動画でチェックしてみよう。End