プロダクトデザイナー倉本仁が
内装を手がけた「HAY OSAKA」

▲内装イメージ

デンマーク発のデザインカンパニー「HAY」は、日本国内2店舗目となる直営店「HAY OSAKA」を、2022年3月18日(金)に大阪・中之島の大阪中之島美術館にオープンする。店内はMARKET/ROOM/MUSEUMという3つのエリアで構成され、家具や照明、雑貨など多岐にわたるHAYのプロダクトを展開する。

店舗の内装ディレクションを手がけたのはプロダクトデザイナーの倉本仁。設計協力としてイイジマデザインの飯島靜が参加した。内装設計を専門とするデザイナーとは異なる、プロダクトデザイナーのアプローチで、大阪の地域文化や地場の素材を取り入れつつ、HAYの魅力を空間として表現したという。

▲倉本仁

東大阪でひし形金網を製造するメーカーと協業し、内壁に用いられた金網フェンスでHAYのシグネチャーカラーを表現。また、屋外に設置される回転式のサインポールは、日本の床屋で使われるフレンチトリコロールの回転灯にインスピレーションを得てデザインしたそうだ。

そのほか、店内の特注什器は、日本の人気コミックに登場する道具に着想を得た、ボンと膨らむインフレータブルな仕様となっている。

▲限定コラボアイテム

なお、HAY OSAKAのオープンを記念し、スウェーデンのストックホルム出身のデザイナー、クララ・フォン・ツヴァイベルク(Clara von Zweigbergk)と特別なコラボアイテムを作製。ノベルティトートバッグ、ギフトボックス、メッセージカードの3種類を数量限定で用意する。End

▲クララ・フォン・ツヴァイベルク