大阪の町工場発のプロダクトブランド
「sight」のファイヤーピット

大阪の町工場発のデザインプロダクトブランド「sight」は、ファーストリリースとしてファイヤーピットの販売を2022年3月1日より開始した。

そのデザインは、等間隔に積み重ねられたプレートで構成された佇まいは、芸術家のドナルド・ジャッドのスタッキングにインスパイアされたという。

▲専用ケース

▲専用ケースに収納されるパーツケース

▲取り外し可能なアッシュトレイ

構造的には、プレートの隙間より空気が流入することで燃焼効率も良くし、できるだけ底部のアッシュトレイで熱を受け、本体には熱が伝わりにくいように設計。また、アッシュトレイは取り外し可能で灰捨ても楽にできる。プロダクト自体に800℃以上の高熱が加わることを想定し、熱伝導、熱変形、放熱機構、耐食性を考慮して、素材の選定から処理まで丁寧に設計したそうだ。

素材にはステンレスを採用。鉄と比べてサビにくく、美しいフォルムを少しでも長く維持してくれる。ただ、ステンレスに色をのせるのは難しいそうで、車のブレーキ機構などに使われる特殊処理を経て特別な質感を付与し、黒く傷つきにくいプロダクトとした。

アウトドアだけでなく、ソリッドな質感とミニマルなデザインにより、自宅では洗練されたインテリアの延長として置いておくだけでも空間に溶け込むとしている。また、セカンドリリースとして、自宅使いもアウトドアシーンでも使えるコーヒードリッパースタンドも準備中だ。End

▲別売 ウィンドシールド(RSW)

▲別売 スクエアバー(KTS)