東京藝術大学は、在学生を含む同大学出身のアーティストを対象に、新たな作品発表の場を提供し、育成・支援するため、「東京藝大アートフェス 2022」をオンラインで開催した。

このイベントは、コロナ禍によって活躍の場を奪われた若手芸術家の今を救い、未来のカタチを作るために寄せられた若手芸術家支援基金への支援で誕生。昨年度に続き、コロナ禍の制約を受けないオンライン上で発表の場を提供している。

今回は2022年2月18日より開催。特設ページでは、アーティストのプロフィールやアーティストによる作品解説、作品ごとに最大10枚の画像を紹介している。

なお、イベントでは、審査を通過した159作品の中から、グランプリ 東京藝術大学長賞、優秀賞、アート・ルネッサンス賞、ボランティアで集まったゲスト（秋元康・大野和士・隈研吾・コシノジュンコ・さだまさし・佐藤卓・葉加瀬太郎）によるゲスト審査員特別賞などの各賞を2022年3月27日（日）に発表する。

同日にはオンライントークイベント「東京藝大アートフェス2022 公開ウェビナー」が2部構成で行われ、第1部では澤和樹学長・日比野克彦次期学長による各賞の発表と講評を予定。

第2部ではスペシャル対談として、日比野と今回のアートフェスの受賞者である若手芸術家がそれぞれ出演。また、黒川廣子（東京藝大大学美術館長）と桐山孝司（映像研究科長）と熊倉純子（国際芸術創造研究科長）により、「この時代に若手芸術家は何を成すべきか。」をテーマに対談を行うことにしている。

▲澤和樹（東京藝術大学長）　© Kenshu Shintsubo

▲日比野克彦（東京藝術大学次期学長）

▲桐山孝司（東京藝術大学大学院映像研究科長）

▲熊倉純子（大学院国際芸術創造研究科長）

▲黒川廣子（大学美術館館長）

▲箭内道彦（東京藝術大学学長特命）