NEWS | テクノロジー
2022.04.11 14:30
エピックゲームズ傘下のスロバキアのソフトウェア会社 Capturing Realityは、Quixelと共同で、無料の3Dスキャンアプリ「RealityScan」を発表した。
私たちの身の回りにあるものを3Dスキャンすることは複雑な作業で、これまで高い技術や大変な労働力が必要だったという。このアプリでは、スマホで撮影した写真を忠実度の高い3Dモデルに変換。スマホ向けアプリなので、身近にあるものを誰でも手軽にすばやく3Dモデルにすることができる。
このアプリで使用されるのは、フォトグラメトリー(写真測量法)という技術。被写体をさまざまなアングルから撮影し、その画像を解析・統合して3Dモデルを作成する手法で、これをスマホで完結できるようになった。また、できあがった3Dモデルは、3D・VR・ARプラットフォーム「Sketchfab」でシームレスにアップロード可能だそうだ。
アプリのベータ版は限定数で提供されたが、現在は上限に達している模様。2022年春にはiOS版、2022年後半にはAndroid版のアーリーアクセスを予定している。