名作マンガの1シーンから考える
「END展 死から問うあなたの人生の物語」

東京都世田谷区のiTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズでは、「END展 死から問うあなたの人生の物語」を2022年5月27日(金)から6月8日(水)まで開催される。

人生100年時代という超高齢社会を迎える日本。死は誰にとっても100%の確率でやってくるが、私たちは「老い」や「死」についてどれだけ考えてきただろうか。これらをこわいもの・見たくないものとして遠ざける一方、多様な生き方を選ぶ人が増えるなか、「老後の生活」のイメージは徐々に刷新され、洗練の兆しを見せているという。

そこで同展では、こうした時代の変化に応じて、普段あまり考えることのない死について思いをめぐらせる機会を提供。死や人生に関するさまざまな問いを軸に、テーマと関連する「名作マンガの1シーン」をセットで展示する。

▲dividual inc.(ドミニク・チェン+遠藤拓己)《TypeTrace / Last Words》(10分遺言)
©Aichi Triennale 2019 Photo:Shun Sato

▲うめ(小沢高広・妹尾麻子)『ようこそ! わたしの葬儀へ』

▲しりあがり寿『国が富士山に天国つくったってよ』

▲大須賀亮祐+中根なつは+野島輝《死を変換する》

▲諸星大二郎『すべてここから生まれ ここへ還って行く』
©︎Daijiro Morohoshi 2021

マンガを通してひとつひとつの問いと向き合うとき、各自の心のなかで自分自身も気付いていなかった思いやアイデアが浮かんでくるかもしれない。同展は、家族や友人など、大切な人と対話を始めたくなるきっかけとなるだろう。End

END展 死から問うあなたの人生の物語

会期
2022年5月27日(金)~6月8日(水)
平日 11:00~20:00/土日祝 10:00~20:00
(最終日は17:00まで)
入場料
無料(事前予約制/入場にはWEBサービス「Hiraql(ヒラクル)」への登録が必要)
会場
iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ
詳細
https://hiraql.tokyu-laviere.co.jp/end-exhibition/