Henning Larsenがフェロー諸島で手がけた「Eystur Town Hall」
橋としても機能する周囲の緑に溶け込んだ役所

デンマークの自治領であるフェロー諸島に完成した「Eystur Town Hall」は、息を飲むような島の風景のなかにある「Eysturkommuna」という自治体の750m²の面積をもつ役所である。

Henning Larsenによる特徴的な緑の屋根は自然と完全に溶け込んだデザインで、なおかつNorðragøtaという村を流れる川にかかる橋自体にもなっているのだ。

▲©︎Henning Larsen

大型の魚工場ができるまでは、地元の自然の岸辺として、特別な機会に村人が集まる場所だったそうだ。今回のプロジェクトでは、この役場はNorðragøtaの中心に公的な活動を取り戻すための最初の建築で、地域コミュニティを復活させる空間を打ち立てるという重要な役割を担っている。

この役所は5つの集落・合計2000人の住民をサポートしており、テラスや屋根は誰でも入ることができ、ピクニックをしたり、川で泳いだりすることも可能だそうだ。End