nendoがデザインしたフラワーブーケ
パッケージが花瓶になる「crepe bouquet」

▲Photographer:Akihiro Yoshida

佐藤オオキが主宰するデザインスタジオ nendoは、青山フラワーマーケットのために、フラワーブーケ「crepe bouquet(クレープブーケ)」をデザインした。

▲Photographer:Akihiro Yoshida

手軽なギフトであるフラワーブーケだが、店舗でオーダー後に作り始めることが多い。それゆえ、完成後のイメージがしにくく、店頭で待たされることもある。また、ブーケの状態にすると十分な水が確保できず、花の鮮度を保ちにくくなることから、事前にブーケを作って店頭に陳列しづらかったという。

▲Photographer:Akihiro Yoshida

そこでnendoは、店頭でのストレスを軽減し、手軽に長く花を楽しんでもらえるようなブーケをデザイン。一般的な花屋では湿らせた紙などを根元に巻き付けて保水することが多いが、ブーケの内側に収まる形状の給水容器を採用した。

▲Photographer:Akihiro Yoshida

この容器には約80mlの水を入れることができ、蓋には茎を通すための穴が開いている。この穴の周囲には「返し」がついているので、ブーケを横に寝かせたときに水がこぼれにくくなっている。

これにより、花の鮮度を落とすことなく、あらかじめブーケを作って店頭に並べて販売することが可能となる。さらに、駅前やビジネス街などの販売スピードが求められる店舗でも、より手軽に買うことができる。

▲Photographer:Akihiro Yoshida

また、ブーケを受け取った人も、早めに花瓶に移さないと鮮度が落ちてしまうということがなく、包装紙自体をそのまま部屋に飾ることができる。

▲Photographer:Akihiro Yoshida

コシのある厚紙でできており、中央付近にミシン目加工を施している。このミシン目を破ると包装紙が2つに分離し、上部をひっくり返して再び組み合わせると花瓶のような形になる。クレープの包装紙のような形に見えることから、「crepe bouquet」と名付けている。End

▲Photographer:Akihiro Yoshida

▲Photographer:Akihiro Yoshida

▲Photographer:Akihiro Yoshida

▲Photographer:Akihiro Yoshida

▲Photographer:Akihiro Yoshida