セイコーホールディングスは、特別展示「Seiko Harmony －匠の技が奏でる12の音－」を、2022年6月10日（金）から6月19日（日）まで、東京・銀座のセイコーハウス銀座ホールにて開催する。

同社は、グループのブランド発信の拠点として和光本館の建物の名称を改称。今年で90周年を迎える銀座の時計塔の建物は、時の記念日である6月10日に「SEIKO HOUSE GINZA」（セイコーハウス銀座）として生まれ変わることになった。

そのオープニングイベントの一環として、6階の同ホール（旧・和光ホール）では、セイコーが次の時代につないでいきたい「匠の技」にまつわる12の音を採集し、それぞれの音にゆかりのある品を展示する。

会場では、時計が精密に時を刻む音や、いにしえの水時計を今に伝える置時計の音、テーラーが優美なラインを切り出す鋏の音など12の音が重なり合い、 音楽家・江﨑文武による１つのハーモニーとして聞こえるようになっている。

▲江﨑文武

訪れた人の感性と共鳴しながら、文化の継承と調和を体感できる音のインスタレーションとなっている。また、会期中は、時計塔の鐘の音やウィンドウディスプレイも「Seiko Harmony」スペシャルバージョンが期間限定で楽しめる。