日本科学未来館「Mirai can NOW」
「空想⇔実装 ロボットと描く私たちの未来」を開催

▲poimo(ポイモ)(画像提供:mercari R4D)

東京都江東区の日本科学未来館は、研究開発の「いま」を見せる新シリーズ「Mirai can NOW(ミライキャンナウ)」をスタートする。その第1弾として、自由な発想から生まれたロボット技術を体験できる「空想⇔実装 ロボットと描く私たちの未来」を、2022年7月8日(金)から8月31日(水)まで開催する。

同シリーズは、未来を考える入り口として、「Life (ライフ)」「Society (ソサイエティ)」「Earth (アース)」「Frontier (フロンティア)」の4つのテーマを設定。それぞれの研究開発の最先端トピックについて触れて、感じて、体験できる企画を展開する。

▲e-Palette

▲触感メタマテリアルで作られたイス(画像提供:慶應義塾大学SFC研究所環デザイン&デジタルマニュファクチャリング共創ラボ)

今回のテーマは「Society」で、ソファー型の移動ロボット「poimo(ポイモ)」や、触感メタマテリアルで作られたイス、最新のロボット技術で「6本目の指」を動かす体験、旅行代理店の接客担当者のように観光案内をしてくれる対話ロボット、卓球ロボット「フォルフェウス(FORPHEUS)」などが楽しめる。

さらに、専門家を交えて、未来をつくる技術やアイデアをテーマにしたワークショップやトークイベントを開催。ロボットが私たちの暮らしに溶け込んでいる未来社会を考える。

▲6本目の指(画像提供:JST ERATO稲見自在化身体プロジェクト)

▲ロボットの接客を体験して審査! (画像提供:対話ロボットコンペティション2022実行委員会)

▲卓球ロボット「フォルフェウス」(画像提供:オムロン株式会社)

また、7月8日(金)から7月10日(日)までは、初の全館イベント「Mirai can FES -ミライキャンフェス- ~あなたと未来をつくる3日間~」も行われる。同館が掲げる2030年に向けたビジョン「あなたとともに『未来』をつくるプラットフォーム」の実現に向けたキックオフイベントで、15の限定プログラムを展開する。End

Mirai can NOW 第1弾「空想⇔実装 ロボットと描く私たちの未来」

会期
2022年7月8日(金)~8月31日(水)
※9月に同展示に関連したワークショップなどを開催
時間
10:00~17:00 (入場は閉館の30分前まで)
※7月8日は13:00~17:00
休館日
火曜日(ただし、7月26日と8月の火曜日は開館)
料金
無料
※常設展、特別展、ドームシアターの鑑賞は別途料金が必要
※7月8日~7月10日は「Mirai can FES」開催に伴い常設展は無料開放
会場
日本科学未来館 1階 シンボルゾーン
詳細
https://www.miraikan.jst.go.jp/events/202207082532.html