カーボンクレジットがオンラインで購入できる
新サービス「e-dash Carbon Offset」

CO2排出量の可視化・削減サービスプラットフォーム「e-dash(イーダッシュ)」は、企業のカーボン・オフセットを実現する新サービス「e-dash Carbon Offset」の提供を開始した。

企業にとってCO2を排出する要因は、自社で燃料を使う場合のほか、他社から調達する製品の提供過程に由来するものまで多岐にわたり、省エネや再エネの導入といった直接的なCO2削減手法だけでは炭素排出ゼロを達成することは困難だという。

そのため、昨今は自社内で削減できない排出量の全部または一部を埋め合わせることができるカーボンクレジットの活用に注目が集まっているそうだ。

そこで同社は、米サンフランシスコの気候変動テクノロジー企業「Patch Technologies(パッチテクノロジーズ)」と共同で同サービスを開発。企業は状況やニーズに応じてカーボンクレジットを少量から手軽に購入できるようになるという。

「e-dash Carbon Offset」のウェブサイトからは、各種カーボンクレジットをオンラインで簡単に購入が可能。1トン単位だけでなく、それ以下の少量からの購入ができる。購入したカーボンクレジットには認証機関の名前が明記され、e-dashからは証明書を発行される。

また、同サービスは、生活者とともに脱炭素社会を推進する共創型プラットフォーム「Earth hacks」に導入。Earth hacksでは、環境に優しくCO2排出削減に貢献している商品やサービスを紹介しており、販売されるエシカル商品の製造や提供過程でどうしても排出されるCO2相当量を「e-dash Carbon Offset」で相殺することもできる。End