ゴールドウイン、キッズ製品を循環させる
サステナブル・レーベル「GREEN BATON」を始動

ゴールドウインは、アパレルの廃棄を減らし、ファッションロス・ゼロを目指すリセール事業として、サステナブル・レーベル「GREEN BATON(グリーン・バトン)」をスタートした。

キッズ製品は一般的に、子供の成長によって約2年でサイズアウトするとされるが、同社の調査では処分方法として「廃棄する」を選択した人が多かったという。

そこで同社は、2022年7月21日(木)より「THE NORTH FACE」と「HELLY HANSEN」のキッズ製品を対象に、全国の直営店対象15店舗にて、同社直営店舗で使用可能なクーポン券による買取りを開始することにした。リセール製品の販売開始は2022年11月を予定している。

▲アップサイクル(画像はイメージ)

▲リペアカスタム(画像はイメージ)

回収した製品はすべてクリーニングと検品を⾏ったうえで販売。状態の良い製品はできるだけ元の状態を⽣かし、ワッペンの取り付けやあて布、ファスナー交換などで汚れや破れを補修する「リペアカスタム」、または使⽤できるパーツをそれぞれの製品から寄せ集め、再利⽤して作り上げる「アップサイクル」を行うという。

ワッペンは「GREEN BATON」オリジナルのもので、あて布やファスナーはあえて配⾊にするなど楽しくリペア。また、アップサイクルは縫製を⼿作業で⾏い、⼀点モノとして数量限定で販売するそうだ。

なお、「GREEN BATON」は、クリエイティブ集団「PARTY」のプロデュースのもと、アートディレクターとして清⽔貴栄を迎え、コンセプトから体験づくりまでを展開するとしている。End