ゴールドウイン、国立公園の「保護と利用」を目指す
「National Parks of Japan」プロジェクトを開始

▲Photo:Naoki Ishikawa

ゴールドウインは、全国に34か所ある国立公園の持続可能な「保護と利用」の実現に向けて、新プロジェクト「National Parks of Japan(ナショナル パークス オブ ジャパン)」を発表した。

同社は2020年10月、「国立公園オフィシャルパートナーシッププログラム」に基づき、環境省と「国立公園オフィシャルパートナーシップ」を締結。

同プログラムは、環境省と民間企業・団体が相互に協力し、日本の国立公園の美しい景観と、国立公園に滞在する魅力を世界に向けて発信し、国内外からの国立公園利用者の拡大を図り、自然環境保全への理解を深め、国立公園の所在する地域の活性化を目指すものである。

今回のプロジェクトはその一環で、同プログラムの取り組み情報をWebサイトで発信。「THE NORTH FACE」と「HELLY HANSEN」の限定商品である「National Park Collection」を販売し、その売り上げの一部は、国立公園エリアの保全管理などを目的に寄付されるという。

それぞれ、BRING™(リサイクルポリエステル)、オーガニックコットンなど環境に配慮した素材を使用し、国立公園のロゴをデザインしたTシャツ、 キャップ、 トートバッグを展開。今回、対象になる中部エリアの8つの国立公園を記載し、「THE NORTH FACE」はライチョウをアイコンにしたデザイン、「HELLY HANSEN」は発祥である北欧らしいカラーとデザインとなっている。

また、「持続可能な観光」をテーマにした各地域の地元観光素材の積極的な利用、地元産の食材や資源の活用といった地産地消、地元のガイドを活用することを念頭にしたツアー企画、「未知の世界に触れる旅 」をテーマにしたアウトドアアクティビティ、伝統工芸品づくり、地域の環境ボランティア活動を体験できるツアー企画なども、Webサイトで公開することにしている。End