石垣島に一棟貸し別荘「deigo -泥娯-」がオープン
「泥」をコンセプトにgoyemonがプロデュース

雪駄×スニーカー「unda-雲駄-」を手がけるプロダクトデザインブランド goyemon(ごゑもん)は、宿泊施設事業を手がけるLIBLES HOUSEと協業して、沖縄県石垣島に一棟貸し別荘「deigo-泥娯-」を2022年9月1日(木)にグランドオープンする。

宿となる建物は、琉球王国時代に現在の様式に発展したとされる沖縄の伝統的琉球建築。様式や素材・技術などで他地域の日本建築との類似点が多く見られるが、風土・社会・資源などの面で異なり、独自の発展が見られるという。

今回は、そんな琉球建築をgoyemon流に解釈し再定義。17世紀後半から作られ、今日まで用いられる沖縄の伝統的な赤瓦が、南部一帯で取れる「クチャ」という泥岩を使って作られていることから、沖縄の人に馴染みの深い「泥」を採用し、現在の建築様式になぞらえて落とし込んだ。

屋内は、玄関の扉を開けると30畳・天高5mのリビングルームが登場。goyemonクリエイティブディレクターの大西藍が、「泥」をテーマに石垣の風土を感じながら現地にてアート制作を行っている。

そのほか、キッチン、和室、浴室、寝室2室を用意。門から玄関までの7mのエントランスでも、泥娯流の仕掛けを楽しむことができる。

また、アメニティや家電設備も完備。ルームウェアは「GLOSTER」と「deigo-泥娯-」が共同開発しており、さまざまなシチュエーションが存在する「泥娯での暮らし」を想定して、生地選定からパターン構成を考え抜いたそうだ。End