東京・丸の内エリアの循環型社会への取り組みを
デザインとアートで紹介する企画展が開催

公益財団法人日本デザイン振興会が運営する東京・丸の内のギャラリースペースGOOD DESIGN Marunouchiでは、企画展「サーキュラーシティ丸の内 ゴミ=資源循環のデザイン」を2022年9月20日(火)まで開催中である。

「サプライチェーン」は、資源から原材料を作り、さまざまな工程を経て作られたプロダクトを消費者の元に届ける一連の流れである。一方、多くの大企業が本社を置き、日本の経済を支える街のひとつである同エリアでは、「ゴミ=資源」を川上とするもうひとつのサプライチェーンをデザインする「サーキュラーシティ丸の内」に取り組んでおり、人やモノをつなげることで、街に新たな持続可能な資源循環を生み出している。

そこで同展では、丸の内エリア(大手町・丸の内・有楽町)を舞台にした循環型社会への取り組みを、デザインとアートを通じて紹介。身の回りや社会の課題に対しデザインがどんな未来を描けるのかを考え、実践する場であるGOOD DESIGN Marunouchiが、街のデザインハブとして活動する丸の内エリアで取り組まれている8つの実例を可視化することを通して、「ゴミ=資源」の循環デザインを探っている。

また、アーティストの目線から有楽町の風景を捉え直す「有楽町アートサイトプロジェクト」に取り組んできた「東京フォトグラフィックリサーチ(TPR)」が、「ごみ」と「資源」の分水嶺に新たな視点をもたらす写真とサウンド作品を展示。アートとデザイン双方のアプローチで紐解く、「ゴミ=資源」のリアルと循環デザインを楽しむことができるだろう。End

企画展「サーキュラーシティ丸の内 ゴミ=資源 循環のデザイン」

会期
2022年8月19日(金)~9月20日(火) ※会期中無休
開場時間
11:00~20:00 ※入場無料
会場
GOOD DESIGN Marunouchi
(東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル1F)
詳細
https://www.g-mark.org/gdm/exhibition.html