コミュニケーションツールとしての模型を体験する
「さわれる!建築模型展」開催

東京・天王洲にある現代アートのコレクターズミュージアム 「WHAT MUSEUM(ワットミュージアム)」では、「さわれる!建築模型展」が2022年10月27日(木)から11月13日(日)まで開催される。

建築模型は、建築物が完成に至るまでの試行や検討のツールとしてはもちろん、建築家自身の思考や表現が凝縮されたものであり、その役割は現在も変化を続けている。

そこで同展では、WHAT MUSEUMで10月16日(日)まで開催している「建築模型展 -文化と思考の変遷-」の番外編として企画・再構成し、コミュニケーションツールとしての模型に着目した。

さわれる模型としては、オンデザインパートナーズによる模型「町田芹ヶ谷公園”芸術の杜”プロジェクト パークミュージアム」が楽しめる。「育つ模型」と題された本作品は、来場者が全長5mにおよぶ公園模型を使って、自由に添景を動かすことができ、模型内の広場づくりに参加することができる。

また、同展のために制作されたnoizによる「高次元模型」では、ARと実物の模型を通して来場者にインタラクティブな体験ができる。そのほか、茶室起こし絵図のレプリカ版を展示し、実際に組み立てることができるという。

また、来館者が模型作りを体験できるワークショップスペースを設置し、映像を見ながら、積み木を使ったお家作りや色紙を使用したドーム作りが常時体験できる。オンデザインパートナーズを招いて、ワークショップイベント「みんなの「広場」を建築模型でつくろう!」も開催される予定だ。End

さわれる!建築模型展

会期
2022年10月27日(木)~11月13日(日)
開館時間
火~日 11:00~18:00(最終入場17:00)
※月曜休館(祝日の場合、翌火曜休館)
会場
WHAT MUSEUM 1階
(東京都品川区東品川 2-6-10 寺田倉庫G号)
詳細
https://what.warehouseofart.org/exhibitions/sawareru_mokei/