「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展が開催
OMA/重松象平が空間演出を担当

▲Credit: Photo by Yuriko Takagi, Courtesy of Dior
Info: Numéro 220 dress, Spring-Summer 2020 Haute Couture collection. Maria Grazia Chiuri for Christian Dior.

東京都江東区の東京都現代美術館では、ディオールと日本の真摯かつ貴重な絆を称える展覧会「クリスチャン・ディオール、 夢のクチュリエ」が、2022年12月21日(水)から2023年5月28日(日)まで開催される。

同展は、OMAのパートナーである建築家・重松象平が日本文化へのオマージュとしてデザインした新しい空間演出と、フロランス・ミュラー(Florence Müller)のキュレーションにより再考案された回顧展である。

創設者のクリスチャン・ディオールが影響を受けた芸術から、彼の庭園に対する愛、豪華な舞踏会の魔法、ディオールのコレクションに最初から影響を与えていた日本の豊かな創造性への魅力など、75年を超える同ブランドの情熱にフォーカスする。

「ニュールック」の永遠の象徴である「バー」スーツをはじめ、過去から現在までのアクセサリーやオートクチュール モデルの数々を紹介。クリスチャン・ディオールのほか、イヴ・サン=ローラン、マルク・ボアン、ジャンフランコ・フェレ、ジョン・ガリアーノ、ラフ・シモンズ、マリア・グラツィア・キウリといった後継者である歴代のクリエイティブ ディレクターたちが考案した作品を公開する。

また、東京都現代美術館が所蔵する貴重な作品や、写真家・高木由利子が同展およびポスターのために撮り下ろした写真なども展示。クリスチャン・ディオールの先見性を受け継ぎ、「ディオール レディ アート」や、「レディ ディオール アズ シーン バイ」などで再解釈されたバッグ「レディ ディオール」、「ミス ディオール」、「ジャドール」といったフレグランスなど、ブランドの歴史と創意工夫から生まれた斬新なアイコンも展示する。End

「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展

会期
2022年12月21日(水)~2023年5月28日(日)
10:00~18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)
休館日
月曜日(1月2日(月)、1月9日(月)は開館)、および12月28日(水)~1月1日(日)、1月10日(火)
会場
東京都現代美術館 企画展示室 1F / 地下2F
詳細
https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/Christian_Dior/