「世界デザイン会議2023東京」が2023年10月に開催
多様な人と次のデザインを考える国際イベント

デザインの国際団体 World Design Organization(WDO)が隔年で開催する世界デザイン会議2023東京が2023年10月27日(金)から10月29日(日)まで東京で開催される。

同会議は、世界中のWDO加盟メンバーおよび関係者が結集し、デザイン教育やデザインと社会課題との関係、将来への展望などを協議する国際的な場で、3日間にわたり、研究・教育フォーラム(Research & Design Education Forum)、デザイン会議(Design Conference)、WDO加盟メンバーによる総会(WDO General Assembly)が行われる。

今回はメインテーマとして「Design Beyond」を掲げ、デザインの進化と人間、技術、環境との接点を探り、デザインを越境する多様な人々とともに次のデザインを考えていくことを目指すという。

また、シンボルとなるロゴマークはグラフィックデザイナーの廣村正彰がデザイン。不定形の色面が複数重なりあい、生態系全体を視野に入れ、分野を超えた総合的な知識の結集と調和を表現した。

世界デザイン会議東京2023実行委員長の田中一雄は、「デザインは、これからの未来を考えるために、まだ見ぬ未来をつくるために、大切な役割があります」とコメント。デザインが産業や技術だけのものではなく、生命科学、政治、経済、哲学など、人間のあらゆる営みの中に存在するものであることを提示するとしている。

会場は千葉大学デザイン・リサーチ・インスティテュートおよび六本木アカデミーヒルズで、公式ウェブサイトも開設。プログラムの詳細や参加登録などの情報は、順次公開予定される予定だ。End

World Design Assembly/世界デザイン会議2023東京

会期
2023年10月27日(金)~10月29日(日)
会場
千葉大学デザイン・リサーチ・インスティテュート(10月27日)
(東京都墨田区文花1-19-1)
六本木アカデミーヒルズ(10月28日・29日)
(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー49F)
詳細
https://www.wda2023.tokyo/ja