京都・日東堂にて「手仕事のさきへ 7」開催
陶芸家・菊地亨と木工作家・船木智仁の作品を紹介

▲作:菊地亨(陶芸家)

ニトムズが京都・八坂で手がける道具店「日東堂」は、日本の作り手による作品を展示・販売を行う「手仕事のさきへ」を、2022年11月5日(土)から11月21日(月)まで開催する。

日東堂は「日本の藝と道具」をコンセプトに、日本の技術力にフォーカスした日常を丁寧に支える道具を展開。今回のイベントでは、「日本の藝と道具」の未来を担う陶芸家の菊地亨と木工作家の船木智仁の作品を紹介する。

▲作:菊地亨(陶芸家)

▲作:菊地亨(陶芸家)

▲作:船木智仁(木工作家)

▲作:船木智仁(木工作家)

菊地の作品では、ろくろによる回転、やわらかく溶けた釉薬、刷毛目に感じる速度など、器が完成に至るまでの変化を細かなディテールから楽しむことができる。マットで光沢のない白の釉薬と、内側に塗られた銀色の艶やかな質感は、程よい緊張感を放つという。

船木の作品は、漆黒の色味、ざらっとした表面に反射するおだやかな光から、落ち着いた印象を感じさせる。また、その重厚な見た目に反して、木工ろくろで削り出された木工作品らしい軽やかさを備えている。

▲日東堂

陶芸のろくろと木工ろくろ、それぞれの作品にそれぞれの運動があり、静と動が均衡を保っており、どちらの作品も無彩色ながら、独自の存在感で冬の食卓に彩りを持たせてくれるそうだ。End

手仕事のさきへ 7-菊地亨・船木智仁-

会期
2022年11月5日(土)~11月21日(月)
10:00~18:00 定休日:火曜日・水曜日
会場
日東堂(京都府京都市東山区八坂上町385-4)
詳細
https://nittodo.jp/news/832/