ドラムの演奏も難なくこなす!?
Xiaomiのヒューマノイドロボット「CyberOne」

「CyberOne」

現在、世界各地でさまざまなメーカーがヒューマノイド(人型)ロボットの開発に取り組んでいる。スマートフォンで知られる中国の家電メーカー Xiaomi(シャオミ)もそのひとつだ。

同社は2021年に四足歩行ロボット「Cyberdog」を開発。これに続き、Cyberシリーズの最新作として2022年8月に発表したのが、二足歩行のヒューマノイドロボット「CyberOne」である。

身長は177cm、体重は52kgで、両腕を伸ばした幅は168cmと人体そのもの。各部位は0.5ミリ秒という速さでリアルタイムに反応できるなど、人間に近い動作が可能。

さらに、上肢関節には、最大30Nmの定格出力トルクを有する重さ500gの高効率モーターを搭載。股関節のモーターも最大300Nmの瞬間最大トルクを発生させることができる。また、独自の歩行制御アルゴリズムにより、自然で安定した歩行姿勢をプログラミングしている。片手で 1.5kgまでの重量物を持っても、バランスを崩すことがない。

そのほか、「Mi-Sense」と呼ばれる深度視覚モジュールを搭載しており、周囲の状況を把握することができる。AIのアルゴリズムと組み合わせることで、立体的な空間を認識し、人の識別や身振り、表情までも認識する。そして、85の環境音と45の人間の感情を聴覚的に認識して、ユーザーの喜びや悲しみにも寄り添ってくれるそうだ。

具体的にCyberOneに何ができるかというと、例えばドラムの演奏。これは、MIDIファイルを入力するとロボットがドラムビートを解析し、音楽に同期した全身軌道のシーケンスを生成する仕組みだ。

今後、CyberOneは工業や公共サービスなど多くのシーンでの活用が期待されている。End