BIGとICONが米テキサスのキャンプ場をリニューアル
3Dプリントによる住宅やホテルを建設

アメリカの実業家でホスピタリティ事業を手がけるリズ・ランバート(Liz Lambert)と、3Dプリント建設技術を開発するICON、建築設計事務所 BIGは、テキサス州マーファのキャンプ場「エル・コスミコ(El Cosmico)」のリニューアルプロジェクトを2023年3月8日(水)に発表した。

今回のリニューアルでは、敷地面積を60エーカー超に拡張し、3Dプリント技術を駆使して、ドーム型やアーチ型などのこれまでにない住宅や宿泊施設を建設。プールやスパ、コミュニティの共有施設なども設け、クリエイティブな文化とマーファの自然の両方が楽しめるエリアを追加する。

建物の外観には、3Dプリントだからこそ実現できるなめらかな形状と、テキサスの大地から生まれたカラーパレットを採用。

ランバートは「3Dプリント技術を活用することで、土で塗り固めたような原始的な造りでありがなら、従来と比べて工期が短く、サステナブルで効率に優れた建築を構築できる」と語る。End