マルニ木工は「MARUNI COLLECTION 2023」の新作発表会を、2023年5月25日（木）・26日（金）に東京・東日本橋のmaruni tokyoにて開催する。

マルニ木工がもつ高い技術とプロダクトの素材の美しさを発信してきた「MARUNI COLLECTION」。2008年から深澤直人、2011年からはジャスパー・モリソンが携わり、2022年にはデンマークのデザイナーであるセシリエ・マンツ（Cecilie Manz）が新たにプロジェクトに参加した。

今回の発表会では、マンツがデザインした＜EN＞シリーズから、メープルの無垢材による板座のチェアが登場。錆びや漆器などの深みのある赤をイメージした「ラスティレッド」、淡い色合いの「ダスティグリーン」、磁器用の粘土などにインスパイアされた「クレイホワイト」、落ち着いた佇まいで椅子のシルエットが際立つ「ブラック」の4色をラインアップする。

深澤直人の＜HIROSHIMA＞シリーズからは、アームチェアに新たなバリエーションが登場。アッシュ材を使用することで、力強い木目の特徴と魅力を表現している。また、ジャスパー・モリソンの＜Lightwood＞シリーズには、ペーパーコードチェアと無垢材のデスクが追加される。

そのほか、2023年5月25日（木）から6月30日（金）までは、セシリエ・マンツの個展「TRANSPOSE 発想のめぐり -A Hint of Colour」が開催される。＜EN＞チェアの絶妙な色合いのカラースキームが生まれた創作プロセスを、ヒントとなったアイテムから振り返る。