デザインユニット「ガムフラテ-ジ」が手がけた
バング&オルフセンのポータブルスピーカー「Beosound A5」

オーディオブランドのバング&オルフセンは、デザインユニット「ガムフラテ-ジ(GamFratesi)」とコラボレーションした、新しいポータブルWiFiスピーカー「Beosound(ベオサウンド)A5」を、2023年4月27日(木)に発売した。

フロントには5.25インチのカスタムウーファーと3/4インチのツイーターを、背面には斜めの角度で2機のフルレンジドライバーを搭載しており、360°全方位に、深みのある低音と繊細で豊かな中高音が広がる。

防水規格IP65の機能を搭載し、優れた防塵・防水・耐久性を備えている。さらに1回の充電で12時間の再生が可能。本体トップ部分のQiチャージ(ワイヤレス充電部)では携帯電話などを充電できる。モジュールデザインにより、故障しても買い替えるのではなく、修理や部品交換で長期間にわたり使えるのも特徴である。

素材や自然な丸みを帯びた形状とユニークな持ち手は、1961年発売の「Beolit(ベオリット)607」を継承。ウッド仕上げの手法は、1960年後半から1970年代初めにヤコブ・イェンセン(Jacob Jensen)がデザインした「Beolit 800」と「Beolit 1000」をイメージしている。

スカンジナビアの自然や文化に見られる色や素材などからインスピレーションを得ており、カラーは、サマーバッグのような「ノルディックウィーブ(Nordic Weave)」と、木のぬくもりを感じさせる「ダークオーク(Dark Oak)」の2色を展開する。

ノルディックウィーブには、アルミニウムの本体に漉き紙を使った繊維素材を使用。ダークオークは、本物のオーク材が丁寧に組み立てられている。いずれも屋内だけでなく、庭先やテラスにおいても映える北欧とヨーロッパのデザインが融合した美しい外観だ。

ガムフラテ-ジは「ビーチで見かける伝統的なパナマハットから1960年代の手織レザーをアクセントにしたデンマーク製の椅子まで、さまざまな要素を実験的にブレンドさせることでBeosound A5のデザインは生まれました」とコメントしている。End