東京大学生産技術研究所 豊田啓介研究室は、さまざまな分野で先端的に活躍するゲストを迎えるレクチャーシリーズ「建築の半分外側から建築を見る」を2023年6月21日（水）から2024年3月にかけて開催する。

毎回、ゲストが自身の活動についてレクチャーを実施し、つづいてオープンディスカッション形式で内容を深掘りする。建築を専門としていないゲストの視点やアプローチをとおして、建築や都市、社会環境をより広域的かつ多角的な視点で捉えなおそうという試みだ。

6月21日（水）開催の第1回は、東京都港区にあるフランス料理店・レフェルヴェソンスの料理長 生江史伸（なまえ・しのぶ）が登壇。「ミシュランガイド東京2023」の3つ星を3年連続で獲得する一方で、地域の子ども向けに「磯焼け」について考えるワークショップを開催するなど次世代のガストロノミーを牽引する活動を展開している。

第2回は、ファッションブランド A-POC ABLE ISSEY MIYAKEのデザイナー 宮前義之、第3回は、VR空間に3Dの絵を描くアーティスト せきぐちあいみが登壇する。会場は、東京大学本郷キャンパス 工学部11号館 HASEKO-KUMA HALL講堂。オンラインのハイブリッドでのライブ配信（事前予約制）も行われる。