ジョナサン・アイブがデザインを手がけた
Linnのレコードプレーヤー「Sondek LP12-50」

「Sondek LP12-50」

グラスゴーに拠点を置くオーディオメーカー Linnプロダクツは、Apple製品のデザイナーとして知られるジョナサン・アイブが手がけたレコードプレーヤー「Sondek LP12-50」を発表した。

「LP12」は、Linnを象徴するレコードプレーヤー。今回は、Linnの創業50周年を記念し、同社の長年のファンであり「LP12」の愛用者でもあるアイブ、および同氏が率いるクリエイティブ集団 LoveFromとのコラボレーションが実現した。

同モデルの最大の特徴は、本体木枠に使用した超高圧圧縮積層材「Bedrok™」である。これにより、プレーヤーの共振が低減しパフォーマンスが向上。さらに、電源・回転切り替えボタンやヒンジには削り出しソリッドアルミニウムを採用するなど、歴史ある「Sondek LP12」に新たな美的要素が加えられている。

また、スペシャルエディションとして、シリアルナンバーとデザイナーの名前を記載したアルミニウムプレートが製品背面に付属。本体は木目調のナチュラル仕上げとホワイト塗装仕上げの2タイプがあり「Radikal」と呼ばれるモーター制御および電源ユニットはブラックとシルバーの2色を展開する。

ジョナサン・アイブはリリースにあたり「LoveFromが行ったことは、控えめなアップデートです。なかでも、電源ボタンとヒンジのデザインにこだわり『LP12』の歴史を尊重しながら、新しいデザインになるように心がけました」とコメントを寄せている。

同製品は250台限定生産。特設サイトから予約が可能で、納品時期は2023年8月から2024年4月となっている。End