店舗で余ったアクリル仕切り板を
一輪挿しにアップサイクルした「しきりんざし」

感染症防止対策のために各所に設置されていたアクリル製のパーテーションが、新型コロナウイルスの5類感染症移行により必要性が下がり、その役目を終えようとしている。不要なアクリル板は今後大量に発生することが予想され、その処分方法が問題となるのは明らかだ。

こうした課題にいち早く対応するべく、東大発のものづくりベンチャー カミカグは、建築家の平林航一とともに店舗などで余ったアクリル製のパーテーションを一輪挿しへと生まれ変えさせた「しきりんざし」を発表した。

「しきりんざし」

必要なパーツを小さく切り出しつくるため、さまざまなサイズや規格のアクリル製品に対応可能。材料の廃棄を最小限にとどめながら制作できることが特徴だ。

同製品は、クラウドファンディングサイト「BOOSTER」で2023年9月15日(金)から先行予約販売を開始。同じく9月15日(金)からパルコ吉祥寺店で開催されるイベント「SUSTAINABLE DAYS」に出展しているアクリルブランド「acree:(アクリー)」のポップアップでも展示が行われる。End