真鶴半島の海・森・大地を体感する
宿泊施設「HOTEL FARO manazuru」

神奈川県足柄下郡真鶴町に宿泊施設「HOTEL FARO manazuru」が2023年12月2日(土)オープンする。

同ホテルは、相模湾の青い海や空を望む真鶴半島の中心に位置しており、原生林などの豊かな自然を贅沢に味わえることが大きな特徴である。「FARO」とはイタリア語で「灯台」を意味する言葉で、街に明かりを灯す灯台のような場所となることを目指して命名された。

客室からの眺望

客室は全6室。サウナ付の貸切家族風呂や地場の食材を使ったレストラン「燈下」を併設し、1部屋のみ犬の同宿も可能な部屋が用意されている。館内のインテリアデザインは、東京・神宮前を拠点に空間プロデュースを行う「LAND」が担当。床や天井、内装は全体的な無機質な良さを活かすために、ラスティックモダンやプリミティブモダンなテイストで仕上げ、そこに素材感を加えることで、空間の非日常感を演出した。

本革の紐を編み込んでつくられた照明器具

小上がりスペースを設けた客室にはオリジナル加工した和紙畳を使用したほか、ラタンシェードを本革の紐で編み込んだ照明器具などにより、客室内に暖かみを提供する。また、ソファやベッドフレームなどにはアクセントとなるファブリックを使うことで、空間に彩りと華やかさを与えている。

客室のインテリア

客室の大きな窓からは相模湾が一望でき、宿泊者は海の上にかかる雲の流れや、船の行く先、空と海のグラデーションを静かにぼんやりと眺めるなど、思い思いの時間を楽しめるようになっている。End