タイププロジェクト、デジタル環境でも美しい
新書体「純明朝」の提供を開始

フォントメーカーのタイププロジェクトは、実用性と審美性のバランスを追求した明朝体である「純明朝」を2023年11月13日(月)に発表し、同社のサブスクリプションサービス「TPコネクト」で提供を開始した。

「横組みの日本語をもっと読みやすく、もっと美しく」をテーマにした書体である純明朝では、安定した読み心地のために、それぞれのウエイトにおいて適切なコントラスト(縦画と横画の太さの比率)を設定。デジタル環境で敬遠されがちな明朝体の弱点を克服するとともに、明朝体の美しさを十分に引き出す書体設計により、画面に美しさをもたらすことを目指した。

また、横組みをメインにしつつも、縦組みにおいても実用性と審美性のバランスを高い基準で満たすように設計。強い個性を打ち出すよりも安定感を重視し、各ウエイトのコントラスト値を微妙に変えることで、すべてのウエイトで純明朝の印象が同じになるように調整されている。

純明朝ファミリーは、UL(ウルトラライト)、EL(エクストラライト)、L(ライト)、R(レギュラー)、M(ミディアム)、B(ボールド)、H(ヘヴィ)の7ウエイトで構成。ULとELは、キャッチフレーズやヘッドライン向けで、極細ウエイトならではの繊細な美しさを備える。

純明朝の中核をなすフォントであるLは、本文に最適なコントラストを設定したウエイトをもつ。Rは、紙面・画面を問わず、キャプションなどの小さなサイズで使いやすい。BとHは、見出しで新鮮な印象を与えたいときに使えるフォントとなっている。End