北九州発のドリンク「ならふ#1 新波」登場
ロゴデザインはグラフィックデザイナー 三重野 龍が担当

福岡県北九州市を拠点として2022年に設立されたドリンクカンパニー NARAFU(ならふ)は、同社初のドリンクとなる「ならふ#1 新波~New Wave~」を2023年12月にリリースした。

NARAFUは、同市小倉に店舗を構える「The certain Bar」の野村周平が率いるドリンクブランド。「ならふ」とは「習う(学習する)」「倣う(模倣する)」「慣う(習慣にする)」に由来し、ドリンクを通じて日本文化の特異性や集合知を表現することを目指している。

今回登場した「ならふ#1 新波~New Wave~」は、「潮風薫る、ゆずエード」をテーマにしたノンアルコールドリンクである。福岡県上毛町産のゆず、同県八女市産のベチパーといった地域の素材を使用するほか、北九州市門司区の和布刈(めかり)エリアの再開発プロジェクトの一環として、和布刈神社の献上ワカメと同じ材料を採用するなど、地元に根差した製品づくりがなされている。

ひらがなで表現されたロゴデザインは、京都を拠点に活動するグラフィックデザイナーの三重野 龍が担当。力強くフィジカルな線や面、動植物や自然界に存在するものの形状や模様からインスパイアされたタイポグラフィをもとに構成している。

現在、同ドリンクは「The certain Bar」のみにて限定販売。今後は北九州限定で販売し、アジア圏を中心とした各国のショップでも取り扱う予定となっている。End