浅草の職人が手がけるモールテックス什器
コンクリカグTokyo「ディスプレイブロック」

東京・浅草を拠点とするモールテックス家具ブランドのコンクリカグTokyoは、新製品「ディスプレイブロック」の販売を開始した。

ベルギー発の左官材モールテックスは、2~3mm程度の薄塗りでも、コンクリートの1.5倍の表面強度と優れた撥水性をもつのが特徴。表面は凹凸がほとんどなく、ヒビ割れや表面の欠けも起こりにくい。コンクリートのような粉っぽさやザラザラ感もないため、書き物もできる。

内部は木材で組まれているため、重さは木製家具とほぼ変わらない。浅草の職人が手作業で製作しており、無機質でありながらも、機械には生み出すことのできない独特な模様が味わえる。

同ブランドではこれまで家庭向けのテーブルを中心に展開してきたが、今回は展示用什器を開発。用途に合わせた幅広いサイズがあり、展示用什器としてはサイドテーブルやスツールとしても使える。カラーはグレー系だけでなく、ホワイトやベージュも展開している。 End