3710Labによる海とつながるエキシビション
「OCEAN LEARNING」開催

海洋環境デザインワークショップ 倉本 仁「The Ocean Camping -海から立ち上がる形-」
Photo by Toru Miyamoto

「海と人とを学びでつなぐ」プラットフォームである一般社団法人3710Lab(みなとラボ)は、海とつながるエキシビション「OCEAN LEARNING(オーシャン ラーニング)」を2024年3月19日(火)から3月24日(日)まで東京・渋谷の (PLACE) by methodで開催する。

2015年に設立されたみなとラボは、海洋や教育、デザインなどの専門家と協働し、海洋教育とデザインを融合した実践的なプログラムを通じて、環境問題や社会課題、地域コミュニティの課題などに取り組んでいる。

みなとラボ オリジナルフレーム「umi frame」

2023年度は、教育学者や科学者などの海の専門家、デザイナーや写真家、全国の個人書店、および子どもたちと一緒に、さまざまな視点で海と向き合うプロジェクトを展開。同展ではその成果として、みなとラボが進める「海洋環境デザインプロジェクト」と、「海の学びのプラットフォーム構築」という2つの事例を紹介する。

「See the Sea」 A3サイズのポスター1枚(写真:梶井照陰)

「See the Sea」 ポストカード5枚 Photo by Shoin Kajii

海洋環境デザインプロジェクトは、プロダクトデザイナーの倉本 仁が企画した鹿児島県加計呂麻島でのワークショップ「The Ocean Camping -海から立ち上がる形-」の成果物や、プロダクトデザイナーの北川大輔による廃棄された漁網とブイを使用したオリジナルフレーム「umi frame」を披露する。

「Read the Sea」 書籍「個人書店が選ぶ、いま読んでほしい 海の本」

37名の書店主が「海」に関する本を4冊選書

海の学びのプラットフォーム構築は、写真家10名との連載企画「See the Sea」から生まれたポスターとポストカード、全国37名の書店主との連載企画「Read the Sea」の書籍「個人書店が選ぶ、いま読んでほしい 海の本」を披露し、販売を行う。さらに、みなとラボが企画・運営を行う海洋教育ポータルサイト「オポポ(OPOPO)」などの成果も発表する。

海洋教育ポータルサイト「オポポ(OPOPO)」

期間中の3月22日(金)は、今回の取り組みに携わったアートディレクター兼グラフィックデザイナーの小熊千佳子、北川大輔、倉本仁を招いたトークイベント・成果報告が行われる。End

OCEAN LEARNING(みなとラボ2023年度事業報告)

会期
2024年3月19日(火)~3月24日(日)
※イベント期間中の売り上げの一部は能登半島地震へ寄付される。
時間
11:00~19:00
※3月22日は11:00~21:00、3月24日は11:00~16:00
入場
無料
トークイベント
2024年3月22日(金) 17:30 受付開始、18:00 イベント開始
※参加希望者はこちらの申込フォームより申し込みが必要。
会場
(PLACE) by method(東京都渋谷区東1-3-1 カミニート14号)
詳細
https://3710lab.com/news/7083/