写真家・古野達也の個展
「堆積した静寂の前」開催

写真家・古野達也の個展「堆積した静寂の前」が、2024年4月14日(日)まで東京・目黒の金柑画廊で開催中。

1981年に福岡県で生まれ、20代後半から写真に興味を持ち始めた古野は、2010年から2015年まで東京で開催された写真家・白岡順によるカロタイプ フォトワークショップで写真を学ぶ。見ることや感じることの曖昧さを制作の動機とし、ありふれた物のなかにある理解し難い奥行きや、光と影から生じる掴みどころのない感覚を写真で捉えようと試みている。

今回披露する写真は、変哲もない日常の光景でありながら、そのなかに光と影によって生じた微細な歪みが落とし込まれているかのように、細部へと見る者を誘う。古野自身が「よく見えるということには静けさがつきまとう」と語るように、彼にとって静寂は、シャッターを切った現実の光景を写真作品へと昇華させる重要な要素のひとつなのである。

「堆積した静寂の前」と題された同展は、自身の写真を見つめ、考察し続ける古野の静寂への問い直しであると言えるだろう。End

堆積した静寂の前

会期
2024年3月23日(土)~4月14日(日) 12:00~19:00
開廊日
木・金・土・日・祝日
会場
金柑画廊(東京都目黒区目黒4-26-7)
詳細
https://kinkangallery.com/exhibitions/3316/