坂本⿓⼀創設の森林保全団体「more trees」 が
隈 研吾デザインの新作プロダクトを発表

「○○□」

2007年に故・坂本⿓⼀が創設した森林保全団体「more trees(モア・トゥリーズ)」は、同団体の代表を務める建築家 隈 研吾がデザインした新作プロダクト「○○□(マルマルシカク)」を発表。2024年3月28日(木)からmore treesオンラインストアで予約販売を開始し、実店舗では4月17日(水)から伊勢丹新宿店でオープンするポップアップストアで発売する。

「○○□」は、仕切り板の「○」パーツ5枚と天板の「□」パーツ3枚からなる2段のウッドシェルフである。北海道産の木材を使用し、more treesの活動地域のひとつである北海道下川町で製作。オプションパーツを使うことで、ユーザーのニーズに合わせたカスタマイズが可能だ。シェルフ1点あたりの炭素固定量は約9.6kgで、売上の一部は森の保全活動に活用される。

隈 研吾は同製品について「丸い板は棚板の間でクルクルと回っているようにランダムに配置し、棚の表と裏をあいまいにして部屋のどこに置いてもシックリとくるようなデザインを試みた。森の中にひそんでいる自由を表現した」と語る。

2024年3月28日(木)から4月14日(日)まで、京都市中京区のエースホテル京都で「○○□」のローンチイベントを開催。8段の高さに積み上げた「○○□」のインスタレーションをホテル1Fのエントランスに配置するほか、「○○□」をブックシェルフにして、隈 研吾や坂本龍一のほか、アメリカ発のライフスタイルブランド「Pearl+(パールプラス)」の創設者 ジョン・C・ジェイ、エースホテル創業者のアレックス・カルダーウッドらの書籍を取り揃えたライブラリーを披露する。

また、期間中の4月6日(土)には隈 研吾によるトークショーを開催。自身がデザイン監修を手がけたエースホテル京都の空間や、more treesと新作プロダクトへの想い、さらに坂本龍一やジョン・C・ジェイとのつながりについてトークが展開される。

「つみき」

トークショーの前にはワークショップを開催し、当日限定で隈 研吾デザインのmore treesオリジナルプロダクト「つみき」のプレイエリアを設置。more treesが木箱の制作を手がけた坂本龍一のアートボックス「Ryuichi Sakamoto | Art Box Project 2020『2020S』」を展示するほか、Pearl+のエッセンシャルオイルを使用した特別な香りで空間を演出する。End

A Celebration Of Ryuichi Sakamoto

会期
2024年3月28日(木)~4月14日(日)
会場
エースホテル京都 1Fロビーエリア、ロビーギャラリー
(京都市中京区車屋町245-2 新風館内)
詳細
https://jp.acehotel.com/kyoto/going-on/sakamoto-ryuichi-tribute/

隈研吾トークショー

日時
2024年4月6日(土) 16:00~17:00
※14:30~15:30にmore treesオリジナルプロダクト「つみき」のワークショップを開催。
会場
エースホテル京都 1Fロビーギャラリー