ロエベ、ミラノサローネにて
アーティスト24名がデザインしたランプコレクションを公開

石塚源太

スペインのファッションブランド ロエベは、ミラノサローネ国際家具見本市において、同ブランドとゆかりの深いアーティスト24名が特別にデザインしたランプコレクションを発表した。

参加したアーティストの多くにとってランプの制作は今回初めてであったが、竹、樺の枝、馬の毛、紙、ガラス、レザー、セラミックといった素材の特性を生かしながら、幅広い表現手段を活用することで、光との思いがけない相互作用を創出。ライターから店先のシャッター、変形する微生物、ぶら下がったヒョウタンに至るまで、自然や人工のさまざまな物体から得たインスピレーションをランプの造形に落とし込んでいる。

石塚源太

漆作家で2019年にロエベ財団クラフトプライズを受賞した石塚源太は、一定の形を持たない生物の細胞を思わせるペンダントランプをデザイン。光沢のある漆を塗り重ねて仕上げ、その層を剥がして金の層をのぞかせることで、内側から発する柔らかな明かりを引き立てる。

デーム・マグダレン・オドゥンド

ケニヤ生まれのイギリス人陶芸家であるデーム・マグダレン・オドゥンド(Dame Magdalene Odundo)は、レザーを丸めて先端をとがらせ、鞘状になったものを中央の円柱から突き出させた実験的なペンダントランプをつくり上げた。

エンリコ・ダヴィド

背を丸めて立つ人の姿を思わせるテーブルランプを手がけたのは、イタリア生まれのアーティスト、エンリコ・ダヴィド(Enrico David)。オニキス製の円盤型の照明部分は、顔のシルエットにも見える。

松本破風

また、平らにした竹を編み合わせた松本破風のテーブルランプには、竹工芸の大家・飯塚小玕齋のもとでの修行をはじめとする、長年の修練により得られた竹の伸張性を巧みに扱う技術が使われている。End

LOEWE at Salone del Mobile 2024

会期
2024年4月15日(月)~4月21日(日)
会場
パラッツォ・チッテリオ(Palazzo Citterio)
参加アーティスト
アルヴァロ・バーリントン(ベネズエラ)、ニコラス・バーン(英国)、エンリコ・ダヴィド(イタリア)、アンディレ・デャルバニ(南アフリカ)、エルンスト・ガンペール(ドイツ)、浜名一憲(日本)、アンセア・ハミルトン(英国)、平井明子(日本)、ジョー・ホーガン(アイルランド)、アン・ヴァン・ホーイ(ベルギー)、石塚源太(日本)、ダヘー・ジョン(大韓民国)、桑田卓郎(日本)、ジェニファー・リー(英国)、ヤンソン・リー(大韓民国)、アン・ロウ(カナダ)、松本破風(日本)、マグダレン・オドゥンド(ケニア)、ジジフォ・ポスワ(南アフリカ)、マガリ・レウス(オランダ)、四代田辺竹雲斎(日本)、アンドレア・ワルシュ(英国)、ケリス・ウィン・エヴァンス(英国)、横山翔平(日本)

平井明子

アルヴァロ・バーリントン

浜名一憲

ヤンソン・リー