ChatGPTにアクセスできるワイヤレスイヤホン
「Nothing Ear」「Nothing Ear(a) 」登場

「Nothing Ear」

イギリスのテックブランド Nothingは、新作のワイヤレスイヤホン「Nothing Ear」および「Nothing Ear (a)」を発表した。いずれも2024年4月22日(月)以降に順次出荷予定。オーディオ製品としては業界初となるChatGPTを搭載し、これまでにないサウンド体験を提供する。

既存モデル「Ear (2)」の改良版となる「Nothing Ear」は、Nothingの象徴である透明なイヤホンデザインを継承。11mmのカスタムダイナミックドライバーには⾼品質な素材を厳選して使用することで、クリアなサウンドを提供する。

さらに、セラミックの振動板を使⽤して、全体的なサウンドの豊かさと鮮明な⾼⾳域を実現。Nothing X アプリを介して操作すれば、サウンドのカスタマイズが可能である。また、スマートANCアルゴリズムにより、イヤホンと外⽿道のあいだのノイズ漏れをチェックし、ノイズキャンセリング強度を⾼めてくれる。

「Nothing Ear (a)」

一方、⽇常向けのオーディオデバイスである「Nothing Ear (a)」は、Nothing の透明なデザインを踏襲しながらも、遊び⼼のあるバブルデザインとイエローカラーを採用。新しいドライバーはNothingの⾰新的なデュアルチャンバー設計を使⽤することで、前世代のモデルよりも2.5倍のトランジェント出⼒を供給し、より⼒強い低⾳パフォーマンスを実現する。

「Nothing Ear」と同様にスマートANCアルゴリズムを搭載して、可能な限りのノイズをブロック。さらに、アダプティブANCが環境内の気が散る⾳を検知し、周囲のノイズに合わせてノイズキャンセリングレベルを⾼・中・低からひとつを⾃動的に選択する。

両モデルでは、ChatGPTをインストールしたNothingのスマートフォンと連動して、ピンチ操作で直接話しかけられる。また、Nothing OSにはシステムレベルでChatGPTとの連携を埋め込んでいるため、Nothingスマートフォンのウィジェットを通じて、テキストメッセージの送信や、音声やイメージの検索ができる。End