アレクサンダー・カルダーの回顧展
「カルダー:そよぐ、感じる、日本」開催

Rendering of exhibition Courtesy: STEPHANIE GOTO ARCHITECTURE

東京都港区の麻布台ヒルズ ギャラリーで、アメリカの彫刻家・現代美術家 アレクサンダー・カルダー(1898-1976)の個展「カルダー:そよぐ、感じる、日本」が2024年5月30日(木)から9月6日(金)まで開催される。

同展は、カルダーの芸術作品における日本の伝統や美意識との共鳴をテーマに、ニューヨークのカルダー財団理事長 アレクサンダー・S.C.ロウワーとペースギャラリーの協力のもと、カルダー財団が所蔵する1930年代から1970年代までの作品約100点を紹介。カルダーの代表作であるモビール、スタビル、スタンディング・モビールから油彩画、ドローイングまで、幅広い作品を展示する。

All works by Alexander Calder © 2024 Calder Foundation, New York / Artists Rights Society (ARS), New York
Images of work by Calder courtesy of Calder Foundation, New York / Art Resource, New York unless stated otherwise.

会期中はさまざまなイベントが開催され、6月11日(火)に行われるトークイベントは、「アレクサンダー・カルダー:日本のアート・カルチャーへの影響」と題し、詩人・美術評論家の建畠 晢、文化研究者の山本浩貴、カーサ ブルータス編集長の西尾洋一が登壇する。カルダーが作品を発表した時期に、日米の文化といかに影響し合っていたのか。現代アートから大衆的な文化に至るまで、その歴史と現代への影響を語り尽くす。

建畠 晢

山本浩貴

西尾洋一

トークイベントは会期中に複数回実施する予定。7月から8月にかけては麻布台ヒルズ内で同展のワークショップが行われる。これらの詳細は2024年5月中旬に発表される。また、専門スタッフによる展示室内でのギャラリーツアーも開催される。End

カルダー:そよぐ、感じる、日本

会期
2024年5月30日(木)~9月6日(金)
休館日
6月4日(火)、7月2日(火)、8月6日(火)
開館時間
月/火/水/木/日 10:00~18:00(最終入館17:30)
金/土/祝前日 10:00~19:00(最終入館18:30)
会場
麻布台ヒルズ ギャラリー
(東京都港区虎ノ門 5-8-1 麻布台ヒルズ ガーデンプラザA MB階)
詳細
https://www.azabudai-hills.com/azabudaihillsgallery/sp/calder-ex/

トークイベント
「アレクサンダー・カルダー:日本のアート・カルチャーへの影響」

日時
2024年6月11日(火) 18:00~19:30(17:30受付開始)
登壇者
建畠 晢(詩人、美術評論家)、山本浩貴(文化研究者)
モデレーター:西尾洋一(カーサ ブルータス編集長)
定員
先着30名
販売期間
2024年4月22日(月)10:00~(売り切れ次第終了)
※チケットは下記サイトより購入可能。
会場
麻布台ヒルズ ギャラリーカフェ
詳細
https://www.hills-ticket.com/AHG/order/Calder_talkevent