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5時間前
「SIGMA AIZU JAPAN – The World of Cameras and Lenses」展外観。Photos by @CROPE
神奈川県川崎市に本社を置くカメラ・レンズメーカーのSigma(シグマ)は、2025年4月に開催されたミラノデザインウィーク2025にて、「SIGMA AIZU JAPAN – The World of Cameras and Lenses」と題したインスタレーションを初出展。カメラとレンズの新たな美に触れるだけでなく、撮影機器という工業製品の向こう側にある自然や人々とのつながりを探る体験を提案した。
話題の最新モデル「Sigma BF」。
同社は、今年2月にフルサイズミラーレスカメラの最新モデル「Sigma BF」を発表。創業時より使用してきたシンボルマークを再解釈した新ロゴをはじめ、新しいビジュアルアイデンティティも導入するなど、ブランド刷新を意欲的に展開している。
展示会場の様子。
今回の展示では、「Sigma BF」を筆頭に、プロダクトデザイナーの岩崎一郎(IWASAKI DESIGN STUDIO)がデザインしたカメラ、レンズ、アクセサリーなど70点以上を展示。さらに、Sigma本社の植栽を手がけた東京都多摩市の造園会社 GREEN WISEとコラボレーションし、同社の工場が立地する福島・会津の豊かな自然をイメージしたインスタレーションを披露した。
Sigma代表の山木和人は「本展をとおして、ミラノに集まる世界中のメディアやクリエイターに、シグマという会社の紹介と会津のモノづくりをアピールすることができた」と語る。「Made in Aizu」を掲げるSigmaの姿勢が国際的な舞台でも強い関心を集める機会となった。