コクヨの木製家具ブランド「yuimori」
芦沢啓治デザインのカフェテーブルシリーズを発売

「ym-04」カフェテーブルシリーズ

コクヨが展開するサステナブルな木製家具ブランド「yuimori(ユイモリ)」から、第4弾となるカフェテーブルシリーズ「ym-04」が2025年6月13日(金)に発売。プロダクトデザインは、建築家の芦沢啓治とコクヨのプロダクトデザイナーが共同で手がけた。

コクヨは、2006年から高知県の大正町森林組合(現・四万十町森林組合)と共同で、森林保全活動「結(ゆい)の森プロジェクト」を展開している。同プロジェクトで育まれた国産木材の活用を目指す木製家具ブランドとして、2021年に「yuimori」を立ち上げた。これまで、2022年に「ym-01」シリーズ、2024年に「ym-02」「ym-03」シリーズを発表した。

新作「ym-04」では、表面材に「結の森プロジェクト」のヒノキ材と国産ナラ材を使用。脚のカラーリングは、結の森の石や木、大地などの自然をモチーフとしており、空間に合わせて木部と脚のカラーを組み合わせることができる。

自然を感じさせる軽やかでオーガニックなフォルムと美しい曲線が特徴。無垢材を使用した天板は、柔らかく滑らかな手触りだ。脚は「ym-02」チェアの繊細な脚部との調和を図ることで、チェアの軽やかで優美なデザインを引き立てている。

さらに、コクヨのオフィス家具開発で培った知見を活かし、ITツールを用いたデスクワークをより快適にする電源機能を搭載。使いやすい位置に配置した机上コンセント、スムーズな開閉が可能なコンセントカバー、脚に添わせて美しく配線するクリップなど、機能性とデザイン性を両立している。

また、使用後には素材ごとに分解可能であり、素材選定から構造設計に至るまでサステナビリティを追求している。End