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1時間前
シンプルでモダンなデザインと、優れたクラフトがもたらす美しさ。家具コレクターだった夫婦が立ち上げたA. ピーターセン(A. Petersen)は、デンマーク各地の職人と気鋭のデザイナーをつなぎながら、品質にこだわり抜き、長く受け継がれることを見据えた家具を生み出す。

リーネ・デッピングによる「ツールボックス」。プロトタイプを見て可能性を感じ、2017年に製品化した。美術品修復の技術を用いているというカラーグラデーションのペイントは、自社工房で手がけている。
家具コレクターからブランド設立へ
「創業はおよそ25年前、私たちが20代前半の頃でした」と話すのは、A. ピーターセンの共同創業者で公私ともにパートナーであるアナス・ピーターセンとカーリ・スヴァレ。ふたりはもともと、デンマークの名作家具のコレクターだった。「古い家具を修復するため、腕の良い職人を探して依頼していました。そうするうちに古い名作の完成度や、職人技に魅了されていき、今のデンマークでは同レベルの品質でつくられる新しいデザインの家具がないと気づきました。それが私たちのブランドの始まりです」。
今年2月にコペンハーゲン中心部にオープンしたエイプリルコーヒーは、彼らのショールームとしても機能している。世界的なコーヒー選手権で高い実績を残しているスウェーデン人オーナーのパトリック・ロルフによるカフェは、国内外から最上級のコーヒー体験を求める人が訪れる場所だ。ハイエンドでニッチ、新しいやり方で最高のものをつくる姿勢が、両ブランドの共通点と言えるだろう。












