木と人の関係を問い直す
「TOUCH WOOD 2」Karimoku Commons Tokyoで開催中

NEW Creators Clubによる「TOUCH WOOD 2」キービジュアル

東京を拠点に活動する狩野佑真と、オランダ・アイントホーフェンを拠点とする太田 翔による展覧会「TOUCH WOOD 2」が、東京・西麻布のKarimoku Commons Tokyoにて3月7日(土)まで開催されている。2023年ミラノデザインウィーク・ALCOVA会場での「TOUCH WOOD」展の続編となる。

狩野 佑真

太田 翔

前回から約2年半、それぞれ木を素材に制作を続けてきた両者が、今回はカリモク家具の協力を得て、新たなプロダクトの可能性を探る。

狩野は、無数の枝を観察し続けてきた経験をカリモク家具の加工技術と掛け合わせ、「枝1本でどこまでやれるか」をテーマに制作。太田は逆に、何でも実現できるカリモク家具の設備を前にして「なぜ自分で作るのか」という問いに向き合い、CNCを模した自作の切削システムで「作りながら考える」自治権を手元に残した。マスプロダクションでは実現しにくい表現を追求する2人の実践と、カリモク家具の「ハイテク&ハイタッチ」という製造コンセプトが交差し、「木と人」「ものと生活」「加工と感覚」の関係を問い直す。

Photo by Saiko Kodaka

展示では完成された用途や機能を前提としない新作を公開するほか、家具ショースペースにも作品をスタイリング。作品の一部は購入も可能だ。会期中は2人のスタジオが会場内に設けられ、制作プロセスそのものも共有される。キービジュアルはNEW Creators Clubが担当し、製作過程で生まれる木くずを紙に定着させる独自技法「Wood Flocking」を用いて制作した。End

Photo by Saiko Kodaka

TOUCH WOOD 2

会期
1月31日(土)~3月7日(土)
会場
Karimoku Commons Tokyo
(東京都港区西麻布2-22-5)
詳細
https://commons.karimoku.com/location/tokyo/
ギャラリーツアー
狩野と太田によるギャラリーツアーを2月23日(月・祝)・3月7日(土)各14:00より開催(予約不要・無料)。なお3月7日の回は太田不在のため、狩野のみの参加となる。