カリモク家具、オフィスやギャラリーの機能を備えた
新スペース「Karimoku Commons Tokyo」がオープン

カリモク家具は、東京・西麻布に「Karimoku Commons Tokyo」をオープンした。オフィスやギャラリーなどの機能を備えた、幅広い活動を目的とした新たなハイブリッドスペースである。

訪れた人は、家具を実際に使用しながらカリモク家具の活動を見ることができ、さまざまなもの・ことに触れる新しいコミュニケーションの場となることを目指しているという。

同スペースのギャラリーでは、プロダクトデザイナーの熊野亘をキュレーターにむかえ、Basketclub初の展覧会を2021年3月31日(水)まで開催中だ。

Basketclubは、デザイナーであるカナダ出身のJamie Wolfondとオランダ出身のAdrianus Kundertがスタートしたプロジェクト。世界中のデザイナーが、毎月「emoji」で発表されたテーマに基づき、それぞれ手作業で作られたバスケット作品をインスタグラムへ投稿し発表する取り組みである。

今回は、これまでのデザイナーたちの作品に加え、「日本のemoji」をテーマに、13組のデザイナーによる日本の伝統的な竹カゴにインスパイアされた新しい作品を展示している。

また、これらの作品とともに、武蔵野美術大学から提供された、日本の伝統技術の結晶である貴重な竹でつくった道具も同時展示する。

日本の伝統的な竹カゴと現代のデザイナーたちが考えるバスケットを見比べることで、その変遷を辿りながら、新しい生活用具の可能性を考えるまたとない機会となっている。End

Basketclub @ Karimoku

会期
2021年2月12日(金)~3月31日(水)
12:00~18:00(月~金、土日は定休日)
会場
Karimoku Commons Tokyo
詳細
https://commons.karimoku.com/