コンパクトながら高解像度の天体写真が撮れる
天体望遠鏡「Stellina」と「Vespera」

天体望遠鏡といえば、比較的大きな光学機器をイメージする人も多いだろう。Vaonisが手がける天体望遠鏡は、私たちが想像するものと少し違うかもしれない。

同社ではまず、カメラ内蔵型の天体望遠鏡「Stellina」を発売。高さ49 cm、幅39 cm、奥行き13 cm、重さ11.2kgの非常にコンパクトなサイズで、ユーザー自身でレンズを覗かなくても、カメラが撮影した高解像度の天体写真を専用アプリで楽しむことができるのだ。

▲「Stellina」

そして今回、このコンパクトなStellinaをさらにコンパクトにした「Vespera」が登場。高さ40 cm、幅20cm、奥行き9 cm、重さ5kgと、より小さく軽量で、より手頃な価格で天体観測が楽しめるようになっている。

▲「Vespera」

解像度ではStellinaに劣るものの、携帯性に優れ、屋外での天体観測に適しており、初期化、自動ポインティングシステムやトラッキングシステム、スマートで優れた画像処理により、Stellinaと遜色のない機能性を発揮するとしている。

Stellinaは3,999ドル(約41万円)、予約販売となるVesperaは1,499ドル(約15万円)となる。撮影した画像を共有するなど、天体観測が好きな人には新しい体験をもたらしてくれるだろう。End