ライブミュージックからフォルムが生まれるアートパフォーマンス
「ヴァルス・オトマティック」

現在発売中のAXIS 150号で紹介しているのが“インターメディア・デザインパフォーマンス”「ヴァルス・オトマティック」。「音楽が機械をヒューマナイズする」というサブタイトルで、プロダクトデザイナーのヘルマン・アウグスト・ヴァイツェンエッガーらによって、昨年12月にベルリンで初演させれたものです。わかりやすく言えば、ヴァイオリニストの奏でる音に合わせて、ロボットが型を削ってカタチをつくり出すというもの。とは言え、ことはそう簡単ではなく、仕掛けはとても複雑。ヴァイツェンエッガーをはじめ、クロスオーバーミュージシャン、サウンドプログラマー、ロボットプログラマー、インタラクション&インフォメーションデザイナーら多彩な顔ぶれによって成し遂げられました。

このプロジェクトの核ともいえる音楽を作曲し、自らヴァイオリンを演奏したミュージシャンMIKI(上の写真左)曰く「私の弾くヴァイオリンの音の高低、強弱だけでなく、響きの純度などに対して、ロボット自身が自由に反応してるという実感がありました」。

詳細はAXIS 150号をご覧ください。