アーティスト鈴木康広によるワークショップ
「ひらめきを誘発するためのスケッチとパラパラマンガ powered by KOKUYO」受付終了

そのままにしておいたら忘れてしまうような日々の小さな気づき。クリエイターの多くは、それらのハッとした思いをメモ書きしたり、写真に収めたり、それぞれの方法で記録しています。

本誌連載「まばたきの記憶」を執筆中の鈴木康広さんの場合は、スケッチ。「普通の人が描かないようなことまで描いてきた」というように、スケッチを描き、何度も見返すことで、発想を膨らませていきます。さらに、パラパラマンガにして動かすことで、それまでとは違うものの見方を探ると言います。

このワークショップでは、「スケッチとは記憶を呼び覚まし、発見を誘発するために欠かせないもの」と語る鈴木さんを講師に招き、スケッチの楽しさについて語ってもらうと同時に、参加者全員でスケッチを描いていきます。そして、それをパラパラマンガにしてアニメーション化しようという試みです。

スケッチという言葉には「素描」だけでなく、「草案、寸劇、小曲」といった意味がありますので、絵心の有無は問いません。「なんとなく気になる」ことをスケッチにして動かしることで、思いがけない発見が見つかるかもしれません。鈴木さんのスケッチやパラパラマンガも多数公開していただきます。


鈴木康広ワークショップ
「ひらめきを誘発するためのスケッチとパラパラマンガ powered by KOKUYO」


日時 11月19日(土)13:00〜17:00(受付開始12:30)

会場 アクシスギャラリー[シンポジア]
   東京都港区六本木5-17-1 AXISビルB1F

内容
13:00〜13:50 鈴木康広トーク
       「考えるためのスケッチからパラパラマンガへ」

13:50〜14:20「ステップ1 脳のスケッチ」
       (気になる、面白いと思ったことを整理してみよう)

14:20〜15:20「ステップ2 体験のスケッチ」
       (面白いと感じたことをいかにスケッチ化するか)

15:20〜15:40 ブレイク

15:40〜16:40「ステップ3 パラパラマンガへ」
       (スケッチを動かして、アニメーション化してみよう)

16:40〜17:00 総評

参加費 3,000円
   (お支払いは当日会場にて承ります)

定員 15名
*高校生以上
*応募多数の場合は抽選となります。
*受講が決定された方にはメールにて返信いたします。

当日の持ち物
使い慣れた筆記用具をお持ちください。
紙やノートはこちらで用意いたします。

お申し込み方法
メールに「鈴木康広ワークショップ申し込み」と明記のうえ、氏名(フリガナ)、職業、会社名(もしくは学校名)、電話番号、メールアドレス、参加希望理由とともに、axismag@axisinc.co.jpまで。
(本情報は、AXIS主催イベントおよびAXISギャラリーイベントのご案内以外には使用いたしません)

鈴木康広/1979年静岡県浜松市生まれ、2001年東京造形大学デザイン学科卒業。同年、NHKデジタル・スタジアムで発表したグローブ・ジャングルを利用した映像インスタレーション「遊具の透視法」が年間最優秀賞に輝き、オーストリア・リンツの「アルスエレクトロニカ」にも出品。03年発表の「まばたきの葉」が全国各地で展示されるほか、瀬戸内国際芸術祭2010に出品した「ファスナーの船」が、現在、浜名湖を周遊中。10月22日からは浜松市美術館で個展「BORDERーー地球、まばたき、りんご、僕」を開催する。東京大学先端科学技術研究センター中邑研究室特任研究員。共著に『Digital Public Art in Haneda Airport 空気の港 テクノロジー×空気で感じる新しい世界』(美術出版社)、著書に『まばたきとはばたき』(青幻舎、10月末刊行予定)などがある。 http://www.mabataki.com

協賛  コクヨ株式会社

お問い合わせ・主催
AXIS編集部 Tel: 03-5572-0800/E-mail: axismag@axisinc.co.jp