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永井一正 著『永井一正 POSTER LIFE 1957-2014』

『永井一正 POSTER LIFE 1957-2014』
永井一正 著(青幻舎 2,500円+税)

現在発売中のAXIS169号の表紙インタビューにも登場いただいた、戦後日本を代表するグラフィックデザイナー、永井一正氏。ポスターという四角い紙のなかでいかに自由になれるのか、いかに人の心に深く訴えかけることができるのかを目指し、 先駆的な作品を数々残してきた永井氏のポスター作品500点を収載。初期作品から代表作、新作まで、約60年におよぶ一大ポスター史。グラフィックデザイナーの原 研哉氏、デザインジャーナリストの臼田捷治氏、富山県立近代美術館副館長の片岸昭二氏らが寄稿、永井一正について語る。
 「永井一正の毎年の成果を、息をのみつつ、おそるおそる見守っている。生と宇宙の深淵を見つめる感覚はますます研ぎ澄まされ、その仕事は毎年、間違いなくその到達点の標高を上げている。」(原 研哉)A6版 608ページ。

以下、目次より;

生と宇宙と私 原 研哉

第1章 1957 – 1970年代
第2章 1980 – 1987年
第3章 1987 – 1991年
第4章 1991 – 2000年
第5章 2000 – 2014年

世界に類いない50余年の歩み
「現在形」として目の当たりにできる慶び 臼田捷治

創ることは生きること
永井一正 ポスターライフ 片岸昭二 ほか

来る6月19日には東京・六本木のアクシスギャラリーで、永井一正さんと永井一史さんによるアクシスフォーラムを開催します。テーマは「時代とデザイン」。詳細はこちら