新たな会場で開催迫る
「LIVING & DESIGN 2015」

「住まいと暮らしのリノベーション」をテーマにした住空間の国際見本市「LIVING & DESIGN 2015」が、10月14日(水)~16日(金)の3日間にわたり開催されます。

今年は、従来の大阪国際会議場(グランキューブ大阪、大阪市北区)から大阪南港ATCホール(大阪市住之江区)に会場を移転。展示面積を約1.6倍拡張するなど、規模の面からもより充実した内容が期待されます。

会場に並ぶのは、住宅、リノベーション、リフォーム関連の内外装材や家具、照明、インテリア家電、ホームテキスタイルなど。住空間デザインの発想や施工に役立つさまざまな提案やヒントが目白押しです。また、出展企業・団体166社のうち59社が初出展となるほか、海外からのエントリーも欧州、アジア、北米と国際色豊かな顔ぶれが集います。

▲昨年の会場の様子

会場スペースの拡大によって導入される企画ゾーンも注目です。特別展示と銘打った積水ハウスのブースでは大人ふたりがほどよい距離感を保ちながら暮らしていける80平米の住宅プランをフルスケールで紹介。森の中に佇むような環境構成でもって、上質で心地よい暮らしのスタイルを提案します。「クリエイターズブロック」と題した特別コーナーには54組のクリエイターが集結。それぞれのサスティナブル観に基づく立体、平面、映像作品が紹介されるなど、多彩な価値観やユニークなアイデアとの出会いを演出します。

▲特別展示ブースで展開される積水ハウスの「大人HOUSE」の模型写真。自然との調和や回遊性のある間取りを特徴とする1/1のモデルハウスが会場に出現します。

また、LIVING & DESIGN実行委員会が主催し、審査員に内藤 廣、小泉 誠、喜多俊之の3名を迎えて開催された「針葉樹を使った家具のデザインコンペ2015」(共催:大阪府地域産材活用フォーラム)のグランプリ以下入賞作品のパネル展示も併設。国内資源を用いた高品質な家具の提案は、自然と生態系の循環に配慮したものづくりという視点からも興味深いものとなるはずです。

主催者が「過去も最も充実したプログラム」と話す講演やセミナーも見逃せない内容となっている。アストリッド・クライン、トラフ建築設計事務所(共に講演は初日)、永山祐子(2日目)、西沢立衛(最終日)という建築家たちが連日にわたって登壇するラインナップは要チェックです。

感性の高い暮らしを提案し、住環境産業ビジネスの拡大を目指して2009年にスタートしたLIVING & DESIGN。7回目の開催を迎える今回は、見本市としての充実ぶりにさらに磨きのかかる年となりそうです。見本市の詳細はホームページで確認できます。入場料が無料となる事前登録もぜひ忘れずに。

▲新会場の大阪南港ATCホールは、昨年の会場より約1.6倍展示面積が拡張されます。間宮吉彦さんが手がける会場構成も必見です。

LIVING & DESIGN 2015
会期:2015年10月14日(水)~16日(金)

時間:10:00~18:00 (最終日は17:00まで)

会場大阪南港ATCホール(大阪市住之江区南港北2-1-10)

入場料:1,000円(招待状持参者、事前登録者は無料)

問い合わせ先:LIVING & DESIGN 実行委員会 事務局

info@living-and-design.com