デザイン誌 「AXIS」最新号(191号)
2017年12月28日発売です!

デザイン誌「AXIS」最新号発売のお知らせ

特集
テクノロジーで更新するファッション

布に織り込まれた先端技術が、未来の装いを変えていく。

ものづくりに進化を促す先端テクノロジー。その波が今、ファッションの分野に急速に広がりつつある。テクノロジーとファッションというふたつの領域の急接近は、クリエイションやビジネスのスタイルに変革を迫るだけでなく、着る、装うという行為の意味や価値にも新たな問いを投げかける。“デジタル”の衣を身にまとうという大きなうねりを取り込みながら、ファッションの世界は今後どう進化していくのか。その行方を追う。




リーダーズ
スプツニ子! アーティスト

4年間勤務したMITメディアラボを去り、昨秋、東京大学生産技術研究所(生研)デザインラボの特任准教授に就任したスプツニ子!さん。

数学とコンピュータサイエンスを学んだ研究者にしてアーティストであり、スペキュラティブデザインに向き合う、自称「未来マニア」。多面的な表情を持つ彼女の目には、どんな未来が映っているのか。研究・学問領域のみならず、ビジネスや行政、政治の世界が彼女の次なる一步に期待を寄せている。




インサイト
どこからともなく、立ち現れる光を求めて― 照明家・豊久将三

光を設計するというより、画家が筆で絵を描くように、光を描くことにこだわる照明家がいる。原美術館のモダンな光の表現から根津美術館の和の光まで、対象物を美しく際立たせる豊久将三である。目指すのは、そこにありながら存在を感じさせない光。設計に携わったOLED照明「KANEKA LUCE(カネカ・ルーチェ)」を含め、探究し続けている光について語ってもらった。

インサイト
より良い世界のために未来の風景をつくる ―オランダのイノベーター、ダーン・ローズガールデの挑戦

光る高速道路や自転車道で注目を集め、近年は空気を清浄する巨大タワーを都市に設置するといった異色のアプローチで新たな風景をつくり出しているアーティストであり、イノベーターでもあるダーン・ローズガールデ。そんな彼が昨秋新たに発表したのは、凧で発電するプロジェクトだ。彼が「ドリームファクトリー」と呼ぶオランダ・ロッテルダムのスタジオを訪ねた。

インサイト
インハウスデザイナーが考える「あるべき未来」― フューチャー・ライフ・ファクトリーという挑戦

パナソニックの家電部門であるアプライアンス社の若手インハウスデザイナーを中心に、フューチャー・ライフ・ファクトリーというチームが始動した。新たなデザイン手法と組織のあり方を実践する彼らは、人々の暮らしとテクノロジーの新しい関係性を提示して、パナソニックという巨大組織のデザインに変化を与えようとしている。




その他様々な業界のオピニオンリーダーによる連載記事

・ベンチャーキャピタル流デザイン講
  高宮慎一(グロービス・キャピタル・パートナーズ)
・クリエイターズナビ
  ショルテン&バーイングス、松重健太、ロクサンヌ・フリック、デーヴ・ハッケンズ、メレディス・ウールノウ、松山祥樹、安藤北斗・林登志也/we+
・田川欣哉のBTCトークジャム
  ゲスト:伊藤直樹(PARTY COO)
・& DESIGN
  菅野 薫(テクノロジー)、土田貴宏(インテリア)、君島佐和子(フード)、太田睦子(アート)
・Sci Tech File
  藤崎圭一郎
・書評 創造へのつながり
  新山直広、佐藤亜沙美、三中信宏
・寺尾 玄 Pop Gap Creative

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