飛驒産業が「ミラノサローネ国際家具見本市2018」で発表した新作を中心に紹介する凱旋展を東京ミッドタウンのショップ「HIDA」にて開催する。ミラノサローネでは飛驒産業の原点とも言える曲げ木と、それを応用した圧縮技術を前面に打ち出し、「Bent & Compressed」というキーワードを掲げた構成で好評を博した。
▲アトリエ・オイとのコラボレーションで生まれたgifoï 。自然に磨かれたなめらかな岩石の感触を表現したシリーズ。新たにラウンジチェアのプロトタイプを発表。
また凱旋展に併せて、岐阜県とスイスのデザイナーアトリエ・オイ、そして県内のメーカーがタッグを組んで世界に発信した「CASA GIFU」プロジェクトのアイテムも特別に展示する。
期間中、７月３日（火）には「素材から生まれるアトリエ・オイのデザイン」をテーマにアトリエ・オイのパトリック・レイモンによるトークレクチャーとレセプションも予定。定員50名（参加無料・要予約）。申し込みはイベントサイトPeatix 、またはHIDA 東京ミッドタウン店まで。そのほか詳細は下記の通り。
アトリエ・オイ（atelie oï）
1991年、オーレル・エビ（Aebi Aurel）、アルマン・ルイ（Louis Armand）、パトリック・レイモン（Reymond Patrick）によりスイスのベルン州ラ・ヌーヴヴィルに設立。「oï」は、ロシア語のトロイカ（3 頭立ての馬そり）からとったもの。ブルガリ、ルイ・ヴィトン、スウォッチなど世界的なブランドの商品や店舗デザインを手がけている。ジャンルの垣根を壊し、多面的な経験から生まれるクリエイティビティには定評があり、なかでもさまざまな素材から、直感的でエモーショナルな親近感を生み出すデザインは、彼らの大きな特徴となっている。iFDesign Award（2012）、Red Dot Award: ProductDesign（2015）など受賞多数。
ミラノサローネ2018 凱旋展
- 会期
- 2018年6月29日（金）～7月31日（火）
- 会場
- HIDA 東京ミッドタウン店（東京都港区赤坂9-7-3 E-0301 東京ミッドタウン ガレリア3Ｆ）
- 日時
- 2018年7月3日（火）
トークレクチャー18:30 ～ 19:45 / レセプション20:00-21:00 - 講師
- パトリック・レイモン（アトリエ・オイ）
- 会場
- 東京ミッドタウン・デザインハブ内
インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター（ミッドタウン・タワー5F） - 定員
- 50 名（参加無料・要予約）
- 予約
- イベントサイトPeatixまたはHIDA 東京ミッドタウン店まで
特別企画「素材から生まれるアトリエ・オイのデザイン」トークレクチャー
※トークレクチャーは飛驒産業と東京ミッドタウン・デザイン部との共催です。
※この企画は岐阜県の協力を受けています。
「AXIS」編集部
Webマガジン「AXIS」の編集チーム。デザイン専門メディアらしい情報から、日々の業務で溢れ出しそうなことまで、メンバーの有り余るエネルギーをもってお伝えします。
